海外交通政策資料研究会 第42回 議事録
日時 2014年9月4日 (木)15:00
議題及び資料
1 CHSRA 第二工区工事監督事業者
2 CHSRA 計画の資金問題
3 米 道路予算への対応
4 英 鉄道補助金
5 仏 鉄道改革
6 Grand Projet Metroplitain
7 Trans-Kazakhstan 鉄道新線開通
8 本の紹介と報告
交通事業者とソーシャルメディア
新幹線車両開発及び保安思想
報告及び議事内容
★CHSRAのConstruction Package 2-3 区間Fresno~Bakersfield間のProject and Construction Management(PCM)にARCADIS U.S.Inc.が選ばれ、近く指名される Design Build事業者を監督する。なおCP1のDBにはTPZPが選定され着工準備中★新任の米国下院共和党院内総務McCarthyはCHSRにこれ以上政府資金が入ることに反対★オバマ大統領は10カ月$10.8bの道路、橋梁保修暫定予算に署名、企業の年金負担軽減による減税回避財源の充当であり道路財源の基本的問題を解決するものではない★英国フランチャイズに対する補助金総額が5年前に比べ40%減少、TOCに支払われた補助金から政府に納入するプレミアム(全体では補助金を上回る)を控除、インフラ会社Network Railへの補助金(£2,914.8m)を加えた総額は£2,298.6m,旅客マイル当たり6.8pとなった。政府は来年規制運賃の3.5%値上げを発表,通勤者、関係グループの反発★仏6月10日の下院に次いで7月10日上院が鉄道改革法案を可決、両院協議会(CMP)の報告承認を経てSNCFとRFFをホールディングの下に三つのEPICに再編する鉄道改革法が成立(loi n2014-872 du 4 aout 2014及び871)★仏Loi n2014 -58 du janvier 27 2014 (MAPTAM主要都市整備法)12条とパリに関するDecret n2014-508により2016年1月設立予定のMetrople Grand Parisの条件整備のためのMission de Prefiguration が7月8日初会合。Valls首相は9日彼のGrand Projet Metropolitainを閣議に提示、パリのGrand Paris Express等につき線別の具体的整備目標や住宅整備、予算措置を表明。巨大都市圏創出手法の今後に注目★カザフスタンの南北連絡線214㎞、東西短絡線988㎞が完成。中央部からロシア経由西欧、中国国境からカスピ海方面への輸送距離が大幅短縮、アジア横断鉄道構想との関連は?★“Best Practices for Transportation Agency Use of Social Media”から、特に交通障害、運行状況、施設案内など交通関係のソーシャルメディア利用についての報告★新幹線車両の開発経緯、保安思想についての報告