第74回海外交通政策資料研究会

第74回 海外交通政策資料研究会
2020年7月30日(木)15:00

議題

1 英 TOC EMAからERMAへ
2 DB、SNCF、米国鐵道のコロナ対応
3 Lufthansa等航空会社の動向
4 各国インフラ関連政策概観
5 独Schienenpakt
6 仏Loi d’orientation des mobilités
7 仏 地方線救済案
8 仏 Macron大統領 と鐵道
9 仏 協同組合による運行計画
10 米下院インフラ法案
11 米 MTAの窮状と助成
12 米Amtrakの資金要求とレイオフ、サービスカットに対する批判
13 EU Madrid-Lisbon プロジェクトの資金
14 Brenner Basistunnel
15 ユーラシャ貨物市場
16 露 高速鉄道のためのパートナーシップ
17 海外鉄道プロジェクトのシステムインテグレーション
18 インドネシア高速鉄道
19 ミヤンマー鉄道の再生と国際協力
20 コロナ後の生活様式の変化と交通市場の変容

議事概要

(1)英国鉄道3月の緊急手段協定(EMA)によりTOCをOLR(Operator of Last Resort)としての政府管理下に、9月に18ヶ月緊急救済協定(ERMA)に移行予定。フランチャイズ方式の動向,国有化と効率性の確保が課題(2)欧米各国交通機関のコロナ対応サービスと財政支援をレビュー(3)航空会社の資金調達、財政支援、コストカット等(4)各国インフラ環境政策概観(5)独政府・DBと交通マスタープラン協定、Deutschlandtaktとして地上交通サービスの改善、利便性向上、必要インフラ整備、近代化(6)仏モビリティ法の具体化、日常移動手段の改善と多様化、投資、環境エネルギー重視型施策の推進(7)仏地方交通線の整備計画(8)仏大統領 地方小線区、夜行列車、鉄道貨物の活用について言及(9)仏地方交通線活用のため協同組合方式の活用(10)米下院インフラ法案可決(11)MTAの窮状と政府援助(12)Amtrak資金要求とサービスカットに議会の反発(13)マドリッド-リスボン線 協調資金援助とEU開発資金(14)ブレンナーベーストンネル探査抗2区間が接続(15)ユーラシャランドブリッジの貨物輸送量増加中、ロシア経由95%、他ルートも整備中,貿易摩擦、地域緊張、中国資金、海上路,バルキ-以外の品目など今後の動向に注目(16)ロシア鐵道400km/h高速鐵道開発のためKnorr-Bremseとパートナーシップ(17)海外鉄道プロジェクトにおけるシステムエンジニア-の重要性、人材養成等(18)インドネシア高速鉄道工事の進展と接続・延伸問題(19)ミヤンマー鐵道更新にJICA、ADB,韓国の関与(20)コロナ以降の生活様式、交通需要、運賃、宅配、観光,都市環境, 地域交通等の変容と対応

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