海外交通政策資料研究会第47回 議事録
日時 2015年7月16日(木)15:00
議題
1. 米 鉄道の安全対策
2. 米 交通資金法の暫定延長案
3. EU €13.1bn投資計画承認
4. 英 Network Railの補助金をTOCにシフト
5. 獨 DB中国から車両、交換部品購入
6. 仏 TET再生計画
7. 仏 RER-AにATO導入
8. 豪 煙センサーによるGraffiti感知
報告及び議事内容
①MTA,AMTRAKの脱線事故、CSX,BANFの石油輸送重大事故に対し、FRAはATCの設置PTC、安全タンク車の導入等を含む緊急命令、議会もPTC進捗を含め調査②米下院歳入委員長7月に延長期限切れとなる現行連邦交通財源法の年末までの暫定延長を示唆、18.4%のガソリン税の減収に海外所得一時課税を含む財源対策が論点③EU CEF(Connecting Europe Facility ,TEN-T計画の後継) Transport委員会は2014-2020 の€31.5bn,700プロジェクト中€13.1bn,276優先計画を承認、個別内容はINEA(Innovation and Networks Executive Agency)が公開④英Network Rail £3.9bnの補助金を直接運行会社に支払い線路使用料で回収、経営改善の在り方について論争が続く⑤DB理事、車両、交換部品の中国からの調達可能性について示唆⑥仏政府、協議支援、車両取替等積極的関与による在来型の地域間列車TETの再生案を発表⑦パリRATP,Region,STIFはRER-A線にAlstomのATO(Grade2)の採用合意⑧シドニーGraffiti等違法行為取締りに車両に埋め込んだ塗料センサーを活用