海外交通政策資料研究会 第54回 議事録
日時 2016年10月6日(木)15:00
議題
①Digital Railway
②Ship Measurement
③UIC Railway Safety report
④米 2016年度民主党選挙綱領とインフラ整備
⑤NEC次世代高速鉄道車両Alstom受注
⑥ロス都市交通整備のための消費税法案住民投票
⑦獨連邦交通路計画2030
⑧ICE 4 デビュー
⑨TŰV NordとCRRC Memorandum of Understanding
⑩DB Cargo 中国合肥市 ハンブルグ~合肥間貨物輸送の合意
⑪Transrapid
⑫次世代TGVの開発
⑬Alstom Belfort工場閉鎖問題
⑭CRRCの海外受注増
⑮中国初めての無人運転メトロ
⑯印度日本からの機関車調達中止
⑰英Great Westernの電化
報告及び議事概要
①センサーとネットワーク技術を組み合わせ鉄道の総合的な質的向上を目指すDigital Railway概念による近代化、国際協力が急速に進行中②運河航行条件による船舶区分の紹介③鉄道事故に関する2016年UIC報告④米、民主党の選挙綱領にNational Infra Bankの設立、州債等の免税,Build America Bondの発行。トランプ陣営もインフラ整備を目指す⑤AmtrakがNEC次世代高速鉄道にAlstom車両(push-pull、基本9両、160mph)⑥ロス都市交通整備のための消費税創設を住民投票に,2/3が必要⑦独政府2016~2030年の鉄道、道路、水路約1000プロジェクトの交通路計画を決定、それぞれ1125、1328,245計2696億€,約30兆円を見込む⑧独都市間高速ルートを2030年までに25%増、digital railwayとしての12両編成250㎞/hのICE4を300編成投入(130確定契約)⑨中国中車(CRRC)独認証機関TŰV Nord Groupと覚書、車両部品納入の可能性⑩DB Cargoと安徽省合肥市は中独間の鉄道貨物輸送覚書締結(カザフスタン、モスクワ、ワルシャワ経由10,600km、所要15日、取扱いは独露合弁のTrans Eurasia Logistics)一帯一路計画に沿い今後の拡大予想⑪Transrapid 2006年事故、2008年国内建設計画断念、2011年実験終了、車両の処分実験線の解体、技術は他分野、海外で活用⑫SNCFとAlstom,2020年目途にコスト、環境、利用者満足等を目指して次世代TGVの開発開始⑬Astom,Belfort工場閉鎖に対し政府の強い存続要求⑭CRRC上半期海外受注126%増、停滞気味の全体収支に貢献⑮北京メトロ燕房線に独自技術による中国初の自動運転導入⑯インド鉄道、価格、ローン条件が合わず日本からの貨物機関車調達を断念⑰GWR、Hayes&Harlington-Paddington間で電車運転開始。新車の導入及び転配