第83回 海外交通政策資料研究会
2022年7月28日(木)15:00
議題・資料
- 海外交通情報概観(6月以降)
- 米 バイデン政権鉄道インフラに3.7億ドル
- 水素燃料電池車の現状
- 英GWR NRCのオペレーター受託
- 独 運輸大臣DB総裁 鉄道網の近代化について
- DB Star Allianceに
- 独 フライトキャンセルによる鉄道sprinter客の急増
- 独 新寝台車
- アジア鉄道プロジェクト
- ウクライナ
- 英 鉄道スト
議事概要
- 米・バイデン政策、独・低価格チケット論議、鉄道整備、英・鉄道新契約、各国・鉄道航空の混乱、要員不足、賃上げ、新サービス等
- 米・CRISI(統合鉄道インフラ安全改良)助成として$368mを鉄道インフラ整備に
- 水素燃料電池車両・世界29カ国で開発,実用化進行、米国推奨されながらも、車両基準、使用促進などの総合政策現時点で進まず
- 英政府3年延長を含む2025年までの新しいNational Rail CotractをGreat Western Raiwayと締結、新契約はフランチャイズとパンデミック対応の緊急協定EMAsに置き換わる
- 独交通相とDB総裁、放置され限界に来ているDBのネットワークに資金投入、工事集中化を図りつつインフラ健全化、サービス改善、貨物の稼働率改善を進め、鉄道を温暖化対応主役に
- DB8月からStar Allianceに加盟、航空とのチケット販売を共通化、ICE接続サービスの向上
- 独・航空の要員不足によるフライトキャンセルや鉄道客急増により混乱が続く
- DB新寝台車開発、境界なしのヨーロッパの流動に対応
- アジア地域鉄道プロジェクト・インドNHSRCLに三菱のシミュレータ、デリー通勤鉄道DBが運営、インドネシア高速鉄道バラスト軌道敷設開始、マニラ南北通勤鉄道延伸にADBが43億ドル融資、車両調達、鉄道システムはJICA円借款,豪新政権高速鉄道公社構想、ソウルゴムタイヤ地下鉄シリム線開通、中国主導高速鉄道国際基準UICが採用、アジア最大北京豊台駅開業、中国350km/h区間3,200km
- ウクライナ車両メーカーKVSZ、1435㎜ゲージコンテナ輸送車についてEUと協議、昨年国鉄と寝台車100両の契約
- 英RMT、TSSA賃上げ、労働条件を巡り30年振り大規模ストライキ