海外交通政策資料研究会第61回

◆海外交通政策資料研究会   第61回    議事録

     日時  2018年2月15日(木)15:00

【議題・資料】

①2018  18 Big rail projects
②2 Trump インフラ計画及びNY-NJトンネル費用
③3 Amtrak列車事故
④ 仏 鉄道インフラ審議会答申
⑤5 RER 40年
⑥ モンパルナス駅停電事故
⑦TGVの効率化
⑧独ICE4通常営業運転開始
⑨オランダ貨物自動運転試験
⑩南米横断鉄道計画
⑪Singapore新規自動車登録凍結
⑫Johor Bahru-Singapore Rapid Transit System
⑬英East Coast ,West coast, East Midlands Franchises
⑭JR東日本NY事務所情報

【議事概要】

① IRJ 2018世界18のプロジェクト ② 米White House 55ページ$1.5兆インフラプラン ppp,  州、地方政府資金 NY-NJトンネル費用負担中止 ③ Acelaの連結棒分離事故 規制と重量設計、経年化問題、Amtrakその他事故 ④ 仏大統領日常交通整備方針に審議会プロジェクト別3シナリオ答申 立法化を目指す ⑤ 1960年代のパリ都市整備計画によるRER方式A線(1977)~E線 利便向上、今後の整備拡大、サービス、採算等の問題 ⑥ モンパルナス駅切替工事中コンピュータ誤作動による大停電 人事、組織、前回事故との関連、技術問題等 ⑦ SNCF エアー、長距離バスに対抗三年計画でTGVダイヤの充実、運用効率、車両の取替縮減 ⑧ ICE4営業運転開始、2023までに119編成(12両 346m 830席)最高速度250㎞/h ETCS Level 2 ⑨ ロッテルダム貨物線100㎞及びヤード入替作業に自動運転試験 ⑩ ボリビアとブラジルSantos-Ilo 3750㎞の南米横断鐵道建設協定,2019の着工見込 ⑪ シンガポール乗用車の新規許可停止 取替又は競売市場で権利取得が必要 ⑫ Johor Bahru-Singapore RTS両国協定、2024開業 橋梁,建設,補修 国別InfraCo、上物,運営はジョイントOpCo 30年契約 ⑬ 英国3フランチャイズにつき議会説明 East Coastの緊急対応問題点 ⑭ NY情報 

 

平成30年2月5日「交通研究委員会」

交通研究委員会が平成30年2月5日(月)行われました。

   講 師:  元 株式会社 ビスキャス 代表取締役社長   田邊  輝義 氏

   演 題: 「国外の製造合弁会社の設立と運営の実際」

海外交通政策資料研究会第60回

 海外交通政策資料研究会 第60回 議事録 

     日時 2017年12月7日(木)15:00

議題
 1Trump インフラプランの行方
 2 独鉄道貨物輸送マスタープラン
 3 独水素ディーゼル列車契約
 4 AlstomとSiemens Mobilityの合併発表
 5 SNCFの価格政策
 6 SNCFの輸送シェア
 7 EU車両認証プロセス承認
 8 BrexitについてのCERのコメント
 9英運輸相インフラ戦略ビジョン
 10 Thameslinkプログラム完成年遅れ
 11 MTAについてのNY Times論評記事

報告及び議事内容
 ① トランプ政権発足時優先課題とされたインフラ整備問題は税制改正直後の課題となる
か不透明 ② 独貨物マスタープラン、740m長編成対応、ECTSの設置、デジタル化、自
動化、 ブレーキ騒音等の環境対策、電化、線路使用料の低減、エネルギー課税の低減、
研究開発費の増加等の内容を発表 ③ Nidersachsen州LNVGはAlstom,Linde社と
Coradia iLint形式水素燃料電池車14編成の30年車両、保守、燃料供給契約、2018から
順次ディーゼルを置換、時速140km、連続走行600~800km ④ Siemens Mobilityが
fully-dilutedベースでAlstomの株を取得する対等合併協定が成立、欧米、アジアでの競
争力強化 ⑤ SNCF、2015年マクロン法長距離バス自由化に対抗、在来直行列車の値
下、自社TGV Ouigo,長距離バスOuibusとともに全分野で挑戦 ⑥ フランスAraferが
SNCFの輸送実績発表、欧州他国より高く国内シェア9.2%、輸送量の90%近くTERとパリ
都市圏、パリ都市圏とTGVが成長部門、40%近い線路使用料の負担が重荷 ⑦ 第4
Packageの技術支柱導入をEUインターオペラビリティ安全委員会承認、2018年実施後車
両認証のone-stop shop化など手続きの簡素化が見込まれる ⑧ CERはBrexitに際し
て円滑な単一欧州鐵道市場の維持を求める⑨英国運輸大臣インフラとオペレーションの
密接化、Networkrailの分割、調整機関の設置、フランチャイズの調整など効率化を構想
⑩ Thameslink プログラムのフル営業開始が2019年12月になる見込⑪NY Timesの
MTAの歴史と問題点記事の紹介

 

平成29年11月6日「交通研究委員会」

拡大交通研究委員会講演会が平成29年11月6日(月)行われました。

   講 師: 東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻 教授 古関  隆章 氏

   演 題: 「都市交通の自動運転に向けて
               ―ドライバレス運行の国際動向と技術的課題」

海外交通政策資料研究会第59回

         海外交通政策資料研究会 第59回 議事録
        日時 2017年9月21日(木)15:00

   議題
1Trump政権 のインフラプラン
2 Europe on the Move
3 Shift2Rail Project Award
4 英 2040 ディ-ゼル・ガソリ車販売禁止
5 Network Railの改革
6 West MidlandsフランチャイズJR東日本参加
7 SNCFの無人運転
8 その他
⑴ インド高速鉄道プロジェクト
⑵ 中国350km/h運行再開
⑶ 仏地域圏旅客輸送市場の解放
⑷ Hybrid車両一覧紹介
⑸ 日大生産工学研究所特別シンポジウム報告

  報告及び議事内容
  ①トランプ政権のインフラパケッジ:進行中のもの、ルーラルプロジェクト、道路、トンネ
ル、橋梁建設の新しい方式・技術など3分野で政府2000億ドルを引き金に1兆ドルの予
算規模を表明②EU ’Europe on the Move’の下にモビリティ、クリーンエネルギー、デジ
タル化へ向けて公正な競争的移行のアクションプラン③EU Horizon 2020官民パート
ナー研究の鉄道部門の新技術開発Shift2Rail JUは2017Call for Proposalの補助金プ
ロジェクト会員7件一般10件を選定④英環境省Food & Rural Affairs(Defra)計画によ
り2040からディーゼル、ガソリン車の禁止、自治体に道路改修等のアイデアを含むNO2
対策助成金⑤英Network Rail 投資計画に大幅なサードパーティ参入を認めPeter
Hansford教授の’Unlocking rail investment’を公表⑥NSの子会社AbellioとJREM
(JR東日本・三井物産)のコンソシアム(70.1:29.9)West Midlands Trains Ltdを
2017~2026 のWest Midland Franchise指名⑦SNCF サンドニ研究センターを設置
パリ地区NExTEOシステム、TGVの自律運転、Hyperloopなど次世代先進研究を加速
⑧印Mumbai-Ahmetabad間高速鉄道日本方式採用*中国2011年以降中断されてい
た350km運転再開*仏地域鉄道市場の開放準備

 

平成29年9月4日「交通研究委員会」

交通研究委員会が平成29年9月4日(月)行われました。

   講 師:  東日本旅客鉄道株式会社 総合企画本部
                     品川大規模開発部  次長 有川  貞久 氏

   演 題: 「渋谷駅改良及び周辺街区開発におけるJR東日本の取り組み」

海外交通政策資料研究会第58回

           海外交通政策資料研究会 第58回 議事録
       日時 2017年7月20(木)14:00

     議題  “The Current Situation and Modernization
                   Programme of the UK Railway” 
     講師   Guy Tavernor
            Lucas Maldonado
                   (Department for Transport 英国運輸省)

    報告及び議事内容
      Structure of the UK railway
     1Structure of Rail Industry following Privatisation
       2 The Key Players in the industry,
          Secretary of State for Transport, Passenger Operating Companies(TOCs),
           Network Rail, Office of Rail & Road(ORR), Freight/Open Access Train
           Operating Companies, Rolling Stock Companies (ROSCO)
           Rail Franchise Schedule
              Control Period 5 (2014~2019)
        3 Industry Planning: Periodic Review Process
        4 What’s being delivered
        5 Challenges and risks
           Major Projects
        6 Crossrail
        7 Thameslink
        8 Intercity Express Programme
          High Speed 2
        9 Overview 
         
Future Investment
      10 Classic Network
      11 Transport in the north
      12 Crossrail 2

         以上の項目ごとに詳細な説明と質疑が行われた

 

平成29年7月3日「交通研究委員会」

拡大交通研究委員会講演会が平成29年7月3日(月)行われました。

   講 師: トヨタ自動車㈱ 東京技術部担当部長 加藤  昌彦 氏

   演 題: 「自動車における自動運転の内外の動向について」

平成29年6月5日「交通研究委員会」

交通研究委員会が平成29年6月5日(月)行われました。

   講 師: ㈱総合車両製作所 代表取締役社長 宮下  直人 氏

   演 題: 「パープルラインプロジェクトを経験して」

海外交通政策資料研究会第57回

海外交通政策資料研究会 第57回 議事録 

     日時 2017427日(木)1500

議題
 ① 米 連邦インフラ支出
 ② Amtrak 補助金大幅削減
 ③ CHSRのオペレーター入札
 ④ DB2016年決算
 ⑤ CeBITメッセ Hannover                           
 ⑥ SNCF2016年決算
 ⑦ PPPによる仏LGV SEA線開業
 ⑧ Siemensの デジタルレールサービス
 ⑨ オープンアクセス オペレーターAlliance
 ⑩ HS2の車両調達
 ⑪ インドDelhi-Chandigarh200km/h計画

報告及び議事概要

 ①  トランプ政権は今後の道路、橋梁、空港のインフラ投資に政府200bnPPPによる民
  間資金を含め$1000bnの投資、具体策は今秋予定
 ② 米2018予算原案で運輸省予算$16bn13%減。AmtrakNECの改良に集中し他
  の
長距離旅客、コミューターへの予算カット、都市交通のTigerプログラムとNew Starts
  
補助は大幅削減
 ③ CHSRAは“early train operator”の入札資格者として、中国、ドイツ、イタリア、スペ
  イン、英国系各コンソーシアム5社を選定、落札者は開業車両、需要、運行計画、
資材調
  達、長期収支等のコンサル実施
 ④ 2016DB前年赤字改善し€7.16億の利益計上
   投資資金借入、長距離バスとの競争、貨物のシェアー減に対し国際ロジスティック、地域
  交通のArriva好調
 ⑤ ハノーバーIT-Messe CeBIT、自動運転バス、ドローン、ロボットなどの報告
 ⑥ SNCF前年€120億の損失から2016年€5.67億の黒字化。RFFの合併による評価損、
  災害、スト等に係わらず営業増進策により利用者増、一方車相乗、ローコスト航空、cars
   Macronとの競争、TGV新線の採算性など問題も
 ⑦  LGV Sud Europe Atlantique(Tours-Bordeaux)開業、LISEA Consrtium
    
VICI50年のコンセッション契約、302km、総額€9bn7.8bnを直接新線投入、コンソ
    シアム€3.8bn、公共€1bn SNCF 3bn負担
 ⑧  米国 Siemensセンサーとクラウドデータ分析、IoTを活用しInternet of  Trains 
     Digital Rail Service
の実用化試験をアトランタ、デラウエアーで開始
 ⑨ 客貨のオープンアクセスオペレーター新規参入の促進、鉄道利用の活性化を目指しア
     ライアンス結成 
 ⑩ 英HS2 Ltd 2026開業予定60編成車両£2.75bnのデザイン、製造、保守の入札準備
  開始、527industry day 後、指名業者を選定2018春に入札、2019年契約予定
 ⑪ 印仏間で協議中だった高速化計画中デリー、チャンデハール間245km在来線
     200km/h
化のデザイン、建設計画本年中の入札予定