海外交通政策資料研究会第62回

 海外交通政策資料研究会 第62回 議事録 

      日時 2018年4月12日(木)15:00

議題

  1 米インフラ計画
  2 CHSRA高速鉄道計画の改訂
  3 Florida Brightline 高速都市間サービス開始
  4 NASA 超音速旅客機計画指名
     5 Thameslink  ATO over ETCS Level 2 自動運転
  6 英‘Tomorrow’s ’Trains Today’ 発表
  7 独 環境対策のための近距離交通の無料化案
  8 仏 SNCF改革案
     9 SNCF 経営形態史 鉄道員の特権的地位と背景
   10 JR東 NY情報

議事経過

① Trump政権のインフラ大整備計画の基本法案化は中間選挙の後になる見込
② CHSRA2018改定事業計画 完成時期のずれとコスト増、サンフランシスコから360㎞を
2027、Caltrainの電化も予定 ③ 1980年代以降初めての私有Florida Brightline 旧線の
改造と近代化Siemens 車両による高速都市間輸送開業、延伸予定 ④ NASA都市間超音
速航空機設計製造を発注,低騒音、需要動向調査 ⑤ Thameslink ロンドンのコア区間で
英国初のETCS Level 2とATO自動運転を実施  ⑥ 英国交通省鐵道イノベーションFOAK10件の補助金選定⑦独 微粒物質による都市汚染対策につき関係閣僚が近距離公共交通の無料化、ディーゼル車の規制等EU基準達成のための方策を提言 ⑧ SNCFの抜本的改革 に関するSpinetta委員会の報告。負債の処理、持ち株会社のSNCFを除きRéseau とMobilitéをEPICからSAに変更、Ter,TGVの市場開放とEU基準適応、サービスの入札制、労働者に対する新しい社会契約, 非採算路線の取扱,既設設備の更新、TGVより在来幹線整備、駅、鐵道警察の所属替え等を首相に提言⑨SNCF1937創設以来の経営形態の歴史と鐵道労働者の特権的地位,起源,雇用、年金、勤務、給与などの特殊性についての報告  ⑩ JR東NY事務所の情報              

 

海外交通政策資料研究会第61回

◆海外交通政策資料研究会   第61回    議事録

     日時  2018年2月15日(木)15:00

【議題・資料】

①2018  18 Big rail projects
②2 Trump インフラ計画及びNY-NJトンネル費用
③3 Amtrak列車事故
④ 仏 鉄道インフラ審議会答申
⑤5 RER 40年
⑥ モンパルナス駅停電事故
⑦TGVの効率化
⑧独ICE4通常営業運転開始
⑨オランダ貨物自動運転試験
⑩南米横断鉄道計画
⑪Singapore新規自動車登録凍結
⑫Johor Bahru-Singapore Rapid Transit System
⑬英East Coast ,West coast, East Midlands Franchises
⑭JR東日本NY事務所情報

【議事概要】

① IRJ 2018世界18のプロジェクト ② 米White House 55ページ$1.5兆インフラプラン ppp,  州、地方政府資金 NY-NJトンネル費用負担中止 ③ Acelaの連結棒分離事故 規制と重量設計、経年化問題、Amtrakその他事故 ④ 仏大統領日常交通整備方針に審議会プロジェクト別3シナリオ答申 立法化を目指す ⑤ 1960年代のパリ都市整備計画によるRER方式A線(1977)~E線 利便向上、今後の整備拡大、サービス、採算等の問題 ⑥ モンパルナス駅切替工事中コンピュータ誤作動による大停電 人事、組織、前回事故との関連、技術問題等 ⑦ SNCF エアー、長距離バスに対抗三年計画でTGVダイヤの充実、運用効率、車両の取替縮減 ⑧ ICE4営業運転開始、2023までに119編成(12両 346m 830席)最高速度250㎞/h ETCS Level 2 ⑨ ロッテルダム貨物線100㎞及びヤード入替作業に自動運転試験 ⑩ ボリビアとブラジルSantos-Ilo 3750㎞の南米横断鐵道建設協定,2019の着工見込 ⑪ シンガポール乗用車の新規許可停止 取替又は競売市場で権利取得が必要 ⑫ Johor Bahru-Singapore RTS両国協定、2024開業 橋梁,建設,補修 国別InfraCo、上物,運営はジョイントOpCo 30年契約 ⑬ 英国3フランチャイズにつき議会説明 East Coastの緊急対応問題点 ⑭ NY情報 

 

海外交通政策資料研究会第60回

 海外交通政策資料研究会 第60回 議事録 

     日時 2017年12月7日(木)15:00

議題
 1Trump インフラプランの行方
 2 独鉄道貨物輸送マスタープラン
 3 独水素ディーゼル列車契約
 4 AlstomとSiemens Mobilityの合併発表
 5 SNCFの価格政策
 6 SNCFの輸送シェア
 7 EU車両認証プロセス承認
 8 BrexitについてのCERのコメント
 9英運輸相インフラ戦略ビジョン
 10 Thameslinkプログラム完成年遅れ
 11 MTAについてのNY Times論評記事

報告及び議事内容
 ① トランプ政権発足時優先課題とされたインフラ整備問題は税制改正直後の課題となる
か不透明 ② 独貨物マスタープラン、740m長編成対応、ECTSの設置、デジタル化、自
動化、 ブレーキ騒音等の環境対策、電化、線路使用料の低減、エネルギー課税の低減、
研究開発費の増加等の内容を発表 ③ Nidersachsen州LNVGはAlstom,Linde社と
Coradia iLint形式水素燃料電池車14編成の30年車両、保守、燃料供給契約、2018から
順次ディーゼルを置換、時速140km、連続走行600~800km ④ Siemens Mobilityが
fully-dilutedベースでAlstomの株を取得する対等合併協定が成立、欧米、アジアでの競
争力強化 ⑤ SNCF、2015年マクロン法長距離バス自由化に対抗、在来直行列車の値
下、自社TGV Ouigo,長距離バスOuibusとともに全分野で挑戦 ⑥ フランスAraferが
SNCFの輸送実績発表、欧州他国より高く国内シェア9.2%、輸送量の90%近くTERとパリ
都市圏、パリ都市圏とTGVが成長部門、40%近い線路使用料の負担が重荷 ⑦ 第4
Packageの技術支柱導入をEUインターオペラビリティ安全委員会承認、2018年実施後車
両認証のone-stop shop化など手続きの簡素化が見込まれる ⑧ CERはBrexitに際し
て円滑な単一欧州鐵道市場の維持を求める⑨英国運輸大臣インフラとオペレーションの
密接化、Networkrailの分割、調整機関の設置、フランチャイズの調整など効率化を構想
⑩ Thameslink プログラムのフル営業開始が2019年12月になる見込⑪NY Timesの
MTAの歴史と問題点記事の紹介

 

海外交通政策資料研究会第59回

         海外交通政策資料研究会 第59回 議事録
        日時 2017年9月21日(木)15:00

   議題
1Trump政権 のインフラプラン
2 Europe on the Move
3 Shift2Rail Project Award
4 英 2040 ディ-ゼル・ガソリ車販売禁止
5 Network Railの改革
6 West MidlandsフランチャイズJR東日本参加
7 SNCFの無人運転
8 その他
⑴ インド高速鉄道プロジェクト
⑵ 中国350km/h運行再開
⑶ 仏地域圏旅客輸送市場の解放
⑷ Hybrid車両一覧紹介
⑸ 日大生産工学研究所特別シンポジウム報告

  報告及び議事内容
  ①トランプ政権のインフラパケッジ:進行中のもの、ルーラルプロジェクト、道路、トンネ
ル、橋梁建設の新しい方式・技術など3分野で政府2000億ドルを引き金に1兆ドルの予
算規模を表明②EU ’Europe on the Move’の下にモビリティ、クリーンエネルギー、デジ
タル化へ向けて公正な競争的移行のアクションプラン③EU Horizon 2020官民パート
ナー研究の鉄道部門の新技術開発Shift2Rail JUは2017Call for Proposalの補助金プ
ロジェクト会員7件一般10件を選定④英環境省Food & Rural Affairs(Defra)計画によ
り2040からディーゼル、ガソリン車の禁止、自治体に道路改修等のアイデアを含むNO2
対策助成金⑤英Network Rail 投資計画に大幅なサードパーティ参入を認めPeter
Hansford教授の’Unlocking rail investment’を公表⑥NSの子会社AbellioとJREM
(JR東日本・三井物産)のコンソシアム(70.1:29.9)West Midlands Trains Ltdを
2017~2026 のWest Midland Franchise指名⑦SNCF サンドニ研究センターを設置
パリ地区NExTEOシステム、TGVの自律運転、Hyperloopなど次世代先進研究を加速
⑧印Mumbai-Ahmetabad間高速鉄道日本方式採用*中国2011年以降中断されてい
た350km運転再開*仏地域鉄道市場の開放準備

 

海外交通政策資料研究会第58回

           海外交通政策資料研究会 第58回 議事録
       日時 2017年7月20(木)14:00

     議題  “The Current Situation and Modernization
                   Programme of the UK Railway” 
     講師   Guy Tavernor
            Lucas Maldonado
                   (Department for Transport 英国運輸省)

    報告及び議事内容
      Structure of the UK railway
     1Structure of Rail Industry following Privatisation
       2 The Key Players in the industry,
          Secretary of State for Transport, Passenger Operating Companies(TOCs),
           Network Rail, Office of Rail & Road(ORR), Freight/Open Access Train
           Operating Companies, Rolling Stock Companies (ROSCO)
           Rail Franchise Schedule
              Control Period 5 (2014~2019)
        3 Industry Planning: Periodic Review Process
        4 What’s being delivered
        5 Challenges and risks
           Major Projects
        6 Crossrail
        7 Thameslink
        8 Intercity Express Programme
          High Speed 2
        9 Overview 
         
Future Investment
      10 Classic Network
      11 Transport in the north
      12 Crossrail 2

         以上の項目ごとに詳細な説明と質疑が行われた

 

海外交通政策資料研究会第57回

海外交通政策資料研究会 第57回 議事録 

     日時 2017427日(木)1500

議題
 ① 米 連邦インフラ支出
 ② Amtrak 補助金大幅削減
 ③ CHSRのオペレーター入札
 ④ DB2016年決算
 ⑤ CeBITメッセ Hannover                           
 ⑥ SNCF2016年決算
 ⑦ PPPによる仏LGV SEA線開業
 ⑧ Siemensの デジタルレールサービス
 ⑨ オープンアクセス オペレーターAlliance
 ⑩ HS2の車両調達
 ⑪ インドDelhi-Chandigarh200km/h計画

報告及び議事概要

 ①  トランプ政権は今後の道路、橋梁、空港のインフラ投資に政府200bnPPPによる民
  間資金を含め$1000bnの投資、具体策は今秋予定
 ② 米2018予算原案で運輸省予算$16bn13%減。AmtrakNECの改良に集中し他
  の
長距離旅客、コミューターへの予算カット、都市交通のTigerプログラムとNew Starts
  
補助は大幅削減
 ③ CHSRAは“early train operator”の入札資格者として、中国、ドイツ、イタリア、スペ
  イン、英国系各コンソーシアム5社を選定、落札者は開業車両、需要、運行計画、
資材調
  達、長期収支等のコンサル実施
 ④ 2016DB前年赤字改善し€7.16億の利益計上
   投資資金借入、長距離バスとの競争、貨物のシェアー減に対し国際ロジスティック、地域
  交通のArriva好調
 ⑤ ハノーバーIT-Messe CeBIT、自動運転バス、ドローン、ロボットなどの報告
 ⑥ SNCF前年€120億の損失から2016年€5.67億の黒字化。RFFの合併による評価損、
  災害、スト等に係わらず営業増進策により利用者増、一方車相乗、ローコスト航空、cars
   Macronとの競争、TGV新線の採算性など問題も
 ⑦  LGV Sud Europe Atlantique(Tours-Bordeaux)開業、LISEA Consrtium
    
VICI50年のコンセッション契約、302km、総額€9bn7.8bnを直接新線投入、コンソ
    シアム€3.8bn、公共€1bn SNCF 3bn負担
 ⑧  米国 Siemensセンサーとクラウドデータ分析、IoTを活用しInternet of  Trains 
     Digital Rail Service
の実用化試験をアトランタ、デラウエアーで開始
 ⑨ 客貨のオープンアクセスオペレーター新規参入の促進、鉄道利用の活性化を目指しア
     ライアンス結成 
 ⑩ 英HS2 Ltd 2026開業予定60編成車両£2.75bnのデザイン、製造、保守の入札準備
  開始、527industry day 後、指名業者を選定2018春に入札、2019年契約予定
 ⑪ 印仏間で協議中だった高速化計画中デリー、チャンデハール間245km在来線
     200km/h
化のデザイン、建設計画本年中の入札予定

 

海外交通政策資料研究会第56回

 海外交通政策資料研究会 第56回 議事録 

日時 2017216日(木)1500

議題
① 北東回廊の高速化計画
② Trump政権インフラ投資と資金構想
③ カリフォルニア共和党議員高速化補助金の停止要求
④ NY 2nd Avenue subway
⑤ Abllio Greater Angeliaシェアー40%を三井に売却        
⑥ 英 運賃改正のための実証実験
⑦ SNCFの線路改良投資
⑧ ERTMSの開発促進への業界協力
⑨ デジタル化によるネットワークの効率化
⑩ AV化の効用

 報告及び議事概要

  DOT,NECの全体改良計画の Tier 1 Final Environmental Impact
Statementを発表、高速安定輸送、サービス、施設改良、雇用等の30$120bn計画、Amtrak、鉄道会社、自治体等の合意形成を求める ② Trump政権インフラの老朽化を指摘、運輸長官Elaine Chaoインフラ対策の多様な資金調達に言及、10年間$1.3兆のインフラ投資案につきFRA,STBの具体策、共和党、民主党の議会での対応等に注目 ③ カリフォルニア高速鉄道計画、納税者負担増見込に共和党州議員補助金の停止を要請、地域鉄道計画について様々な論議 ④ 100年計画のNY 2nd Avenue line 3駅開業、Lexington 線と接続⑤NSの子会社Abellio UKGreater Angeliaの持ち株40%を三井に売却しフランチャイズの共同経営、West Midlands の指名2社の一社はAbellio, 三井、JRグループのWest Midlsnds Train ⑥ 英列車運行者、政府、Rail Delivery Group(National Rail)はより簡潔で利用しやすく効率的な運賃制度に変更するためのテストを行う ⑦ 仏SNCF Reseau 10年で€460億の高密度幹線整備を計画⑧欧州信号メーカーはERTMSの早期展開政策に賛意 ⑨ 貨物などのネットワーク産業は微小でも全体効果大のものやスーパーブレインやデジタル技術の情報交換で成果とIRJGEの技術を紹介 ⑩ 無人運転自動車により年間$300bnの節約予想

 

海外交通政策資料研究会第55回

海外交通政策資料研究会 第55回 議事録

日時 2016128日(木)1500

議題
  ロス都市交通整備売上税増税法案の住民投票結果
  FRA高速鉄道車両の安全基準案
  Trump政権とインフラ整備 
  PTCの設置状況
  MTA Metro-Northに川崎車両追加
  HS2計画の進展
  パリ圏の新運賃制度
  SNCF-Keolisパリメトロ参入を巡る動き
  仏ノルマンディー地域圏主導の鉄道改革と新EMU
  ÖBB DBの夜行列車引受け
 西 高速車両にTalgo
 CRCC  Škodaの獲得計画
⑬ InnoTrans

 報告及び議事概要

①全米交通協会(APTA)によると大統領選と同時の住民投票でロスの都市交通整備(MeasureM)のための売上税0.5%値上案を2/3の多数で承認、全米48都市中33都市で増徴に必要数以上の賛成②FRA高速鉄道安全基準Tier(220mph)についてパブリックコメントを実施、欧州基準との差は少ないが日本にとって非専用軌道区間対応が問題③次期政権交通インフラ投資を強調④PTC貨物12%、旅客23%完成、西海岸進捗、東はSEPTAAmtrak以外は遅れ⑤NY-MTA Metro-NorthEMU-M8 60編成を川崎車両に発注、34編成追加見込、州65MTA35%の資金負担⑥英国政府High Sped2-Phase1(£900m)準備工事契約,Phase2b計画決定⑦パリSTIFIC定期利用者1-2ゾーン料金で5ゾーンまで利用可能に、道路から鉄道への転化を見込み駅駐車場を整備⑧SNCF子会社KeolisGrand Paris Express line15Sud参入を目論み上下分離と国内外の自動運転等の経営実績を強調⑨仏ノルマンディー地域圏、ボンバルディアOmneo Premium40編成を購入(720m国負担)、初めてSNCFの地域間急行を地域圏が運営(運行はSNCF)⑩ÖBB DBの夜行列車網縮小に伴いネットワークの一部と寝台車等57両を取得、Nightjetのブランドでオーストリア、独、伊、スイス間のサービスを開始⑪RENFE 30年の保守契約付きでTalgo高速車両15編成を選定、保守は両者出資の子会社⑫中国CRCC子会社ZELCチェコのŠkoda取得を想定、ZELCウイーンに事務所を開設、LEO Express3EMUを納入予定、CRCC欧州への足掛⑬InnoTransからの報告、快適性・環境・温暖化対応、DigitalIT対応の地域交通、貨物、バスなどの車両群の展示

海外交通政策資料研究会第54回

海外交通政策資料研究会 第54回 議事録 

日時 2016106日(木)1500

議題 
Digital Railway
Ship Measurement
UIC Railway Safety report
④米 2016年度民主党選挙綱領とインフラ整備
NEC次世代高速鉄道車両Alstom受注
⑥ロス都市交通整備のための消費税法案住民投票
⑦獨連邦交通路計画2030
ICE 4 デビュー
TŰV NordCRRC Memorandum of Understanding
DB Cargo 中国合肥市 ハンブルグ~合肥間貨物輸送の合意
Transrapid
⑫次世代TGVの開発
Alstom Belfort工場閉鎖問題
CRRCの海外受注増
⑮中国初めての無人運転メトロ
⑯印度日本からの機関車調達中止
⑰英Great Westernの電化

報告及び議事概要

①センサーとネットワーク技術を組み合わせ鉄道の総合的な質的向上を目指すDigital Railway概念による近代化、国際協力が急速に進行中②運河航行条件による船舶区分の紹介③鉄道事故に関する2016UIC報告④米、民主党の選挙綱領にNational Infra Bankの設立、州債等の免税,Build America Bondの発行。トランプ陣営もインフラ整備を目指す⑤AmtrakNEC次世代高速鉄道にAlstom車両(push-pull、基本9両、160mph)⑥ロス都市交通整備のための消費税創設を住民投票に,2/3が必要⑦独政府20162030年の鉄道、道路、水路約1000プロジェクトの交通路計画を決定、それぞれ112513282452696億€,30兆円を見込む⑧独都市間高速ルートを2030年までに25%増、digital railwayとしての12両編成250/hICE4300編成投入(130確定契約)⑨中国中車(CRRC)独認証機関TŰV Nord Groupと覚書、車両部品納入の可能性⑩DB Cargoと安徽省合肥市は中独間の鉄道貨物輸送覚書締結(カザフスタン、モスクワ、ワルシャワ経由10,600km、所要15日、取扱いは独露合弁のTrans Eurasia Logistics)一帯一路計画に沿い今後の拡大予想⑪Transrapid  2006年事故、2008年国内建設計画断念、2011年実験終了、車両の処分実験線の解体、技術は他分野、海外で活用⑫SNCFAlstom,2020年目途にコスト、環境、利用者満足等を目指して次世代TGVの開発開始⑬Astom,Belfort工場閉鎖に対し政府の強い存続要求⑭CRRC上半期海外受注126%増、停滞気味の全体収支に貢献⑮北京メトロ燕房線に独自技術による中国初の自動運転導入⑯インド鉄道、価格、ローン条件が合わず日本からの貨物機関車調達を断念⑰GWRHayes&Harlington-Paddington間で電車運転開始。新車の導入及び転配

 

 

海外交通政策資料研究会第53回

海外交通政策資料研究会 第53回 議事録 

日時 2016728()15:00

議題
Los AngelesSan Francisco 都市特性と交通からの比較
Las Vegas高速線計画パートナーからの中国の脱落
③運河拡張開業
EUインフラ投資計画
LGV Est Phase 2 -Paris-Strasbourg高速線完成
⑥英Network Rail電化工事線上での日立800のテストラン
⑦中国高速鉄道ネットワーク倍増計画
Kuala Lumpur-Singapore間高速鉄道計画
Brexit問題、その他

 報告及び議事概要

CHSR中間工区着工式、現時点でサンフランシスコとロスの具体的計画は不明。“The Rise and Fall of Urban Economy(2015)”を参考に両都市の特性、位置付、成長性、投資動向等の報告②XpressWest9月着工予定のLas Vegas高速鉄道の中国との提携を計画の遅れと現地調達問題等で解消。計画自体は継続③海運不況中3倍近くの能力を持つパナマ第三運河開通、港湾能力等を別に米アジア間輸送日時、コスト削減に貢献。各運河通過規格対比④EU雇用と成長と国際交通の結合(CEF)を目指しデジタル化脱炭素化を含む195のインフラ計画、6.7bnの他に官民関連投資€9.6bn⑤仏東部のLGV EST Phase2開業、320km/hでパリ・ストラスブルグ時間短縮⑥英Network Railが進めるGreat Western電化線で日立のClass800125mphのテスト⑦中国政府計画、現在19千キロの旅客高速線(PDL)2016-25381千キロとし幹線計で現121千キロを175千キロに拡大。人口500万人以上都市間はPDLでの所要時間短縮。すべての港湾、生産基地に鉄道配備。垂直、水平各4軸線のネットワークを各8軸線に増強する他地域間コリドーの新設も計画⑧マレーシア、シンガポール政府、詳細条件を含め2026年までにクアラルンプール・シンガポール間高速鉄道建設で合意。設備建設、車両、信号、保守などの資産管理会社と各国の運行会社を入札で選定⑨Brexitに関しEU規則、基準、車両産業など交通分野への影響、具体的問題について今後注意深くフォロー⑩DBと中国、車両保守、修繕と大連地区交通コンサルで合意